【模型リスト】ジオラマ 一里松

今回のジオラマのテーマは遠近法。
美術の成績が目も当てられないくらいに悪かった私はネットで調べながらやることに。 

目指す景色はこんな感じ。これをベースにアレンジしていきたいと思います。
ちなみにここは一里ごとに植えられた松がある場所。
その横を川が流れています。
100均でコルクボード、のりつきパネル、ポリスチレンフォームを買ってきました。
最近セリアさんの『MY DIY』シリーズがすごいですね。ジオラマ用の材料が続々と発売されています。
コルクボードの上にのりつきパネルとポリスチレンフォームで大まかな形を作るのですが、ここで遠近法を意識していきます。
さらに土手の形を切り出していきます。
この作業には100均で買った発泡スチロールカッターを使いました。品質は流石に安っぽいですが、意外と使えます。
断面も思ったよりもいい感じです。
いつものようにボンド水を使ってティッシュを貼り付けていきます。
これにより絵の具でも色が塗れるようになります。
続いて土手の石垣を作ります。
今までならベースに色を塗り、乾いたら木工用ボンドを塗った上から小石を貼りつけていくという工程で作っていましたが、今回は新アイテムを使います。
100均で買ったふんわり軽い粘土(黒)を水で伸ばしてドロドロにしたものを作ります。
ネットで見つけた方法ですが、ジオラマの土の質感を出すのにベースとして使ったり、簡単なパテや接着剤として使ったり、ウェザリングに使ったりとかなり使い勝手が良いです。
ドロドロ粘土を塗った上から小石を貼りつけていきます。粘土は乾くと色がグレーに変わるので色を塗る必要すらありません。
奥まで貼り付けました。
一応手前の石と奥の方の石のサイズを変えてみました。
川原と土手の上の道を作ります。
ベースは木粉粘土でつくったドロドロ粘土。
ふんわり軽い粘土と比較して使い勝手が少し悪い気がしますが、砂地を作るときにはなかなか重宝します。
使いきれなかった粘土はドロドロ粘土にしておくと便利ですね!
川原に小石を撒いて草を植えます。
毛足の長い草は100均で買ったナチュラルモスマットを細かくちぎったものです。

木は100均で買ったアルミの針金1.0mmをねじって大まかな形を作り、その先に銅線を巻き付けていきます。(銅線の使い方は木の作り方を見てください)
そのあとは、ドロドロ粘土を塗って、サーフェイサーをふって、木の色を塗り、葉っぱをつけました。
(写真撮ってないですけど…)
土手周辺の草むらは、100均のグリーンモスをハサミで細かく切ったものに木工用ボンドを入れて練ったものです。
橋の向こうに見える家は遠くに見えるように、サイズを小さくしてあります。
川の水はいつものモデリングウォーターです。
今回のこだわりは、中央部の段差部分と、川の色(黒)です。
段差部分は水が美しく流れている様を再現したいと思い頑張りました。
川の色はよく観察すると黒っぽく見えるところが多いので、固定観念(青、緑)を捨てて塗ってみました。
橋はPPボードを切り貼りしたもの。
欄干は竹串を加工して刺しました。
側面の汚しはドロドロ粘土を使いました。
あとは植木や草むら、塀などを設置して完成!

そしてこのサイズ感で作った最大の理由。
それは、自作の山車をレイアウトできるようにするため。
けっこういい感じにできました。
あとは人がいたらもっと賑やかになるんですけど…。
外で撮ってみました

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兵庫県丹波篠山市の曳山祭りを中心に、祭りに関することを投稿します。 木工模型も少しずつ…。

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