東京都品川区 品川神社例大祭(北の天王祭)2017

東京への日帰り出張。
いつもは18時半ごろに東京の事務所を出て、まっすぐ家に帰ります。(それでも帰宅は22時を過ぎます。)

でも今日は東京の事務所から徒歩で行けるところにある品川神社例大祭の宵宮が行われているではありませんか!

こんなチャンスはめったにないので、少しだけ行ってきました。
とはいえ、ネットで調べたところ神事が行われるのは19時から。
早く行っても何にもないかもなぁ…なんて思いながら品川神社へ。


途中、玄関先にいくつか祭礼用の提灯が。
テンションが上がりますね~。


鳥居の前に着くと、急な階段の上から太鼓の音が!

気になる気持ちを抑えつつ周辺をブラブラ・・・。
わかりやすい巡行図も用意されていました。

道路には太鼓山車(?)が1基、その横には子供御輿が1基ありました。

地元の方に聞くと、大人の御輿はすでに上(神社)に行ったとのこと。

ということで急な階段を上って神社へ。

それにしても、東京の神社は小高い山の上にあることが多いですねぇ。
歴史上、何か理由がありそうな気がしますね。

さて私が境内についた時、御輿は拝殿の前に降ろされ、担ぎ手が参拝しているところでした。

その後、再度担ぎ上げられた御輿は、境内をひとしきり練った後、あの急な階段を下りていきました。

まだ祭りの初日。
しかも神事の前とのことですので、激しさ、荒々しさは全く感じませんでしたが、明日、明後日はかなり盛り上がるんだそうです。
見たかったなぁ・・・。

でも、東京の祭りを初めて体験できました。(^^)v

◎品川神社、北の天王祭について、詳しいHP(フククルやwikipediaなど)から抜粋&加筆

品川には南北ふたつの天王社があり(北:品川神社、南:荏原神社)、かつては目黒川を挟んで南北に対峙していましたが、現在では川が付け替えられて両方とも目黒川の北側にあります。
この両社の祭をあわせて品川天王祭といい、それぞれ北の天王祭、南の天王祭と呼ばれています。
北の天王祭は毎年6月7日に近い金・土・日に開催されています。
ちなみに天王祭とは牛頭天王(ごずてんのう)を祀る天王社の祭です。(牛頭天王は素戔嗚尊と習合)

このお祭りの目玉は本社大神輿(千貫神輿)です。
1884年に建造されたもので、徳川家光が寄付した神輿をもとに制作されたものです。1924年までは毎年登場していましたが、現在では皇室の慶事の時のみ登場します。
一方毎年みられるのが、本社中神輿です。お祭り最後の日に行われる「神幸祭」で登場し、赤いお面が神輿にくっつているのが特徴です。このお面は、凶作が続いて疫病に苦しんでいた際に神のお告げで取り付けられたもので、家々の幸福を祈願しているんだそうです。
他にも多くの神輿を見ることができ、町会の大人御輿や子供神輿なども登場します。

北の天王祭での神輿の担ぎ方はとても独特で「城南担ぎ」と呼ばれています。横に三重に並ぶ担ぎ手が左右で向かい合って並び、一歩進んでは押し返して戻ってまた進むという蟹の横歩きのような、牛が暴れるような動きで蛇行して進みます。
この動きは、もともと漁師町だったために、波にもまれる船を表していると言われます。

さらに、掛け声がなく太鼓と笛の音が鳴り響く「品川拍子」のテンポも特徴的です。神輿にくくりつけてある馬の革で作られた太鼓と神輿の周りの笛とで奏でられます。 

見所は神輿渡御と宮入です。
宮入では、品川神社までの53段の急な階段を上る姿が一番の見どころとなっています。

2日目の夜には花魁道中も行われます。
きらびやかな衣装と髪型、そして身のこなしは一見の価値ありです。複数の禿も従えて歩く複数の花魁が見られます。



虎と金魚と祭りと実り ~第2章~

兵庫県丹波篠山市の曳山祭りを中心に、祭りに関することを投稿します。 木工模型も少しずつ…。

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