沢田八幡神社 鱧切祭2014
篠山三大奇祭に数えられるお祭りです。
13:30頃、神社に伺ったところ、おそろいの赤い法被を着た方が記念写真を撮られていました。 春日神社祭礼の太鼓御輿を出される上河原町『鳳凰』の皆さんでした。
さて、その様子を見てから鱧切神事の行われる沢田公民館へ。
(神事の詳細はこのページの下方に記載しています。)
着いた時にはまだ宴が始まったばかり。 羽織袴を着た地区の方の宴を見ていると、地区の方から写真のような振る舞いをいただきました。ありがとうございます。
鱧の乗った子供樽御輿をゆっくり見せていただきました。
(沢田八幡神社の掲示板より) 市指定無形民俗文化財 鱧切祭(はもきりまつり)
祭礼日:10月第3土曜日
篠山市沢田に所在する八幡神社に伝わる祭礼であり、この地を開発した祖神(氏神)に感謝する祭でもある。
伝承によると、昔沢田は沼沢地であり、村人は毎年、大蛇に長男(スッテンテン)と長女(御神酒持)をいけにえとして出していたが、ある年、神が現れ、大蛇が酔いつぶれたところを一刀両断にして退治したという。
鱧切祭はこの言い伝えを祭礼として再現しているとされる。
祭礼当日、式場の準備が整うと宮司によるお祓いが行われる。 その後は祭礼に参加する諸役以外の出入りは禁じられる。 諸役が決められた席に着くと膳が出される。 料理が順に進み、やがて戸板をたたく音が聞こえ始め、大蛇に見立てた鱧が登場する。 鱧切役は包丁で鱧の背中をさすって鎮める。静かになると鱧を裏返し包丁を突き刺す。 これで大蛇が退治されたことになり、再び酒が回されながら謡曲が謡われる。
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