京都 八坂神社
せっかく祇園祭山鉾巡行寸前に京都に来たので、ちょっと祇園祭の空気を吸って帰ることにしました。
祇園祭は八坂神社のお祭りってことで、八坂神社におまいり。
素戔嗚尊を祀る全国の神社の総本社なので、どれだけ大きい神社なのかと思っていましたが、意外とコンパクトにまとまった神社でした。
でも、風格と華やかさと渋さを兼ね備えた神社で、さすが『祇園さん』といった感じでした。
本殿(祇園造・重要文化財)
一般の神社では別棟とする本殿と拝殿を1つの入母屋屋根で覆った独特の建築様式をとり「祇園造」と言われる。
楼門(重要文化財)
西楼門ともいう。
本殿の西方、四条通りの突き当たりに建つ切妻造の楼門(2階建て門)。
北向蛭子社(重要文化財)
北向きの社殿は珍しいことから北向蛭子社と呼ばれる。
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祇園祭期間中なので、舞殿に神輿が飾ってありました。
(中御座神輿) 素戔嗚尊
(東御座神輿) 櫛稲田姫命(素戔嗚尊の妻)
(西御座神輿) 八柱御子神(素戔嗚尊の八柱のお子様)
(東若御座神輿)
八坂神社をwiki!
社格等:二十二社(下八社)旧官幣大社、現別表神社
創建:656年
本殿の様式:祇園造(八坂造)
八坂神社は、全国にある八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする関連神社(約2,300社)の総本社である。
通称として祇園さんとも呼ばれる。7月の祇園祭で知られる。
1868年の神仏分離令により、元々「祇園神社」「祇園社」「祇園感神院」と呼ばれていたのが、「八坂神社」と改められた。
京都盆地東部、四条通の東のつき当たりに鎮座する。境内東側には円山公園が隣接していることもあって、地元の氏神としての信仰を集めるとともに観光地としても多くの人が訪れている。
●主祭神(中御座) 素戔嗚尊(東御座) 櫛稲田姫命(西御座) 八柱御子神(東御座に同座) 神大市比売命、佐美良比売命(西御座に御座) 稲田宮主須賀之八耳神
明治時代の神仏判然令以前は、主祭神は以下の3柱。
●(中の座) 牛頭天王(東の座) 八王子(西の座) 頗梨采女
牛頭天王は起源不詳の習合神で祇園精舎を守護するとされ、日本では素戔嗚尊と同神とされていた。
頗梨采女は牛頭天王の后神であることから素戔嗚の后である櫛稲田姫命と同一視された。
櫛稲田姫命は方角の吉方(恵方)を司る歳徳神と同一と見なされていた事もあり暦神としても信仰された。
八王子は牛頭天王の8人の王子であり、暦神の八将神に比定された。
また、東御座には社伝に明確な記述が無い蛇毒気神が祭られている。この神は八岐大蛇が変化したものとも言われているが定かではない。
創建については諸説あるが、山城国愛宕郡八坂郷に祀り、「八坂造」の姓を賜ったのに始まる。
祭神は古くから牛頭天王(およびそれに習合した素戔嗚尊)であったことは確実である。
素戔嗚尊はエピソードの多い神様ですので、それにまつわる摂社・末社も多いです。
●摂社
疫神社:流浪していた武塔神=牛頭天王=素戔嗚尊を助け、無病息災を約束された蘇民将来命を祀る。
悪王子社:素戔嗚尊は善・悪の両面を持つとされる神なので、その荒魂(一般的に悪とされる側)を祀る。
冠者殿社:天照大御神との誓約時の素戔嗚尊の御気を祀る。
●末社
大神宮:(天照大神、豊受大神)天照大神は月読命、素戔嗚尊とともに三貴子の第一神。
美御前社:(多岐理比売命、多岐津比売命、市杵島比売命=宗像三女神)お参りすると身も心も美しくなるとされる。宗像三女神は天照大御神との誓約により誕生。 などなど…。
八坂神社をwikiったらネットサーフィンが止まりません…。(^^;
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