亀岡市 ひえ田野神社(ひえは草冠に稗)
京都からの帰り、大きな鳥居が見えたので寄り道。
鳥居の大きさの割には小さな神社でしたが、癌封じのご利益があるとのことで、絵馬や仙波鶴が多く納められていました。
境内社は春日神社、恵比須神社、稲荷神社などがありましたが、珍しいところでは本殿の裏に稗田阿禮神社がありました。
稗田阿禮は古事記を編纂した方です。
癌封じの樫の木や、必勝祈願の石などがあり、それぞれがきちんと整備されていました。
ただ、手洗い場の水が『PUSH』ボタンを押すと流れるシステムだったり、いろいろなパワースポット的なものが最近作られたっぽかったり、微妙な整備がされ過ぎている感もありましたが…。(^_^;)
ひえ田野神社を詳しいHPからコピペ。
延喜式内 ひえ田野神社は709年の創建で、平安時代には延喜式に記された古社。
御祭神は保食命 (うけもちのみこと=豊受大御神)大山祇命(おおやまずみのみこと) 野椎命 (のづちのみこと)の三柱で五穀豊穣の守護神。
例年8月14日に行われる四社合同の夏祭りは「丹波佐伯郷の燈籠祭」と呼ばれ食物の豊作を祈願する平安朝以来の大祭として伝えられている。
平安時代に御所よりひえ田野神社に下賜された「五個の神燈籠」は当時の稲作の様子を五場面に表わし神輿や大太鼓とともに五穀豊穣祈願の神事の中心となり燈籠祭と呼ばれる所以である。
また、背丈三十cmほどの日本最小の串人形で浄瑠璃が演じられる。(国の無形文化財記録保存)
また、鎌倉時代より神宮寺として栄え稗田八幡宮とも称し疫病退散・健康長寿の霊験あらたかな社として称えられるとともに、女性の守り神として若い女性の参拝も多い。 最近は悪病退散・癌封治の社として全国より参拝者も多い。
(保食命は別名豊受大神で伊勢の外宮と同じ御祭神)
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