木工模型(造山)-1
さて、まもなく12月。 近隣の曳山祭もなくなるオフシーズン。 ここからは模型作成のシーズンに入っていきます。
この冬は近隣の祭に多い「造山(つくりやま)」に挑戦したいと思います。
「造山」とは、山車の上にいろんなものをかたどった造り物を施し奉納する山車のことです。
山車の上の造り物は伝統的なものから、時事ネタまで趣向が凝らされています。 代表的な
模型を作る上でのポイントは次の通り。
1.造り物をどうするか?
2.提灯枠、及び提灯をどうするか?
3.水無月祭りの山車より少し小ぶりな山車をどう作るか?
1.造り物については、できるだけその地区に伝わる伝統的な図柄を元にするか、それが無ければ基準となる年を決めて、その年の意匠にする。
また、木を彫って表現するのは至難の技なので、印刷を上手く利用する。
2.提灯枠の基本的な考え方は、「枠を付けずに曳行することがある山車は、模型では枠をつけない。」にしています。八朔祭の造山は常に提灯枠を付けて曳行しているので、今回は提灯枠を作ります。
3.山車のサイズ
木材のサイズはどこのホームセンターでも売っているような規格の物を使っています。
→木を寸法通りに切るのが苦手なので…。(^^;;
こまの大きさが最大のネックで、本物の山車はけっこうサイズが違うんですが模型にすると1mm程度の差しかない。しかもその径の円柱が売ってない。
ってことでこまの大きさは水無月祭と同じで決定!
あと、胴体部分も、先日寸法を間違えて買った木材を組み合わせたら、いい感じのサイズになりました。^_^
写真はサイズを見るために適当に切った木をグルーガンでつけたものと、採寸しながら切り出したものです。
八朔祭の7基、大芋の2基、原山の1基、合計10基を作っていきます!
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