【模型リスト】ジオラマ試作 田んぼと川のある風景

今みんなで作っているジオラマ、田んぼ、川、鉄道が必要なのですが、どれもやった事がない上に結構広い範囲で必要なので試作しようと思います。
まずはイメージを、ジオラマで使うために買ったパステルで書いてみました。
初めて使ったんですが、パステルって指でこするとすぅっと馴染んで水彩画の様な雰囲気が出せるんですね。
ベースは100均で買ったA4サイズのホワイトボードを裏返して使います。
続いて発泡パネルとNゲージのレールをレイアウト。
田んぼの予定だった手前の部分は、バランスが悪いので宅地にします。
田んぼ(稲)の部分や畑は段ボールをベースにします。さらに以前作った茅葺きの民家や木を仮置きしてみました。
土の部分にティッシュを貼ります。
ベースになる色を塗ります。田んぼはあぜ道の下、田んぼの中までしっかりと焦げ茶色を塗ります。
あと、本来なら川はかなり低いところを流れていくものかと思いますが、メインのジオラマの構造上、高さが出せないので色で少しでも高低差を出せればと思います。
ここで稲をどうするか、けっこう色々考えたんですが、最終的に津川洋行のシーナリーマット「春の緑」にしました。
普通に貼ると高さが足りないので段ボールを包むように巻きます。
色を塗ったベースに仮置きしてみました。
いつものコーヒーパウダー、ジオラマ用のシーナリーパウダー、砂を振って草むらや道を作っていきます。
仮置きしました。
川原を作りました。
大きな石からレイアウトしましたが、砂地から作った方が良かったかな。

田んぼを接着。
溝と田んぼにモデリングウォーターを流し入れます。(というよりも塗る感じ)
さらに川にもモデリングウォーターを流し込みました。
モデリングウォーターを流し込んで40分後くらいから加工できるらしいのですが、実際にはもう少し時間がかかりそうです。
1時間後に加工しても元に戻りました。
3時間後に加工した時は波型が残るくらいでした。
6時間後に加工すると、イメージ通りの水の流れができました。
波の上に白を塗るといいと聞いたのでやってみたのですが、うまくいきませんでした。
水の流れを意識して、白をチョンチョンと乗せた後、モデリングウォーターをピンセットでつまむように加工するといい感じになりました!
川ができたので次は線路です。
Nゲージの線路をジオラマの形状に合わせてカット。
バラストとしてグラウンドの砂をふるいにかけたもの(サイズはほぼ同じ)をまきます。
「置き石」みたいにならないように、筆でならした後、ボンド水をまいて固着させました。
ボンド水を使う前に、バラストに霧吹きで軽く濡らし、ボンド水にも1滴の中性洗剤を入れたことで、かなり簡単に浸透し、うまく固まりました。
次にウェザリングカラーのステインブラウンっていうのを買ったので、試してみたいと思います。
これ、ウェザリング(汚し)が簡単にできるみたいです。
まあ、バラストに使っていいのかわかりませんが。

全体的にランダムに塗った後、レールの上部だけを拭き取りました。
これで本物にかなり近づくみたいです。

…どうでしょう?
次に垣根を作ります。
木の材料に使った電源コードの残りをクシャクシャッとして、葉っぱをつけます。
続いては溝に架ける小さな橋を作ります。
薄い木片に傷をつけてザックリと形を整えた後、ニスを塗ります。
乾いたらやすりがけをしてムラを出します。
ジオラマにつける時は、少し土や草を乗せるようにすると自然に仕上がります。
次に裏庭の物干し竿を作ります。
前に作ったやり方と同じです。
次は畑です。
段ボールを使って畑を作っています。
成形、色塗り、コーヒーパウダーのあと、木を作った時に余った葉っぱを木工用接着剤でつけていきます。この時、畝の上部をピンセットなどで軽く押さえて凹ませるといい感じです。

また今回は豆類や夏野菜のつるが絡んでいる様を表現する方法を実験。
クリップに綿を絡ませて色を塗り、シーナリーパウダーをつけました。
まあそれなりの出来なんですが、これくらいならクリップではなくボール紙のほうが加工しやすくていいかもしれないです。
あとは薪を置いたり、川沿いに草むらを作ったり、細々とした微調整をして完成!

虎と金魚と祭りと実り ~第2章~

兵庫県丹波篠山市の曳山祭りを中心に、祭りに関することを投稿します。 木工模型も少しずつ…。

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