畑まつり2010

 先日、会社帰りに篠山市畑宮にある佐佐婆神社(ささばじんじゃ)の祭礼に行ってきました。

この祭りは『春日神社祭礼』『波々伯部神社祭礼』とともに篠山市の三大祭礼とされ、一般には『畑(はた)まつり』と言われています。

今年は各所にポスターが貼られていました。

毎年10月の第一土曜日夕方に宵宮、次の日曜日の昼に本宮が行われるんですが、うちの地区の体育祭と重なるので見にいけないんですよね~。  

ちなみにうちの父親の実家はこの祭りの氏子です。

 

で、いつものように山車を中心に見ていきます。(●の横は地区名) とはいえ、20時を過ぎていたのですでに宮出してしまった地区もあったみたいです。 (山車10基中7基しか見れませんでした。)    

●畑宮

宮出済みでしたが、神社のすぐ前にある公民館前にいました。

●中村(瀬利)

うちの父親によると瀬利は2基の山車が出るそうで、1基がこの舟山です。

●今谷

畑まつりには舟山が2基あります。

●菅(すげ)

最近新調されたそうで、ひときわ大きな山車でした。

●瀬利

拝殿の前でひときわ高く前輪を上げていたのが印象的でした。

●奥畑  

山車の他に太鼓神輿も出てました。 特に太鼓神輿はかなり勇壮でした。

●和田  

『ぼたん』の提灯が印象的。 よく見えませんでしたが、見送りが『牡丹』なんだそうです。

●火打岩(ひうちわん) ●大渕 ●大上  

この3地区は山車が出ていないのか、すでに帰った後なのかわかりませんが見れませんでした。

山車が神社を出た後、太鼓神輿が神社を練り歩きます。 資料を見ると7基と書いてありましたが、今年は火打岩、大渕、和田、奥畑の4基のみでした。

実は動いている太鼓神輿を見るのは生まれて初めてです。 テレビで出てくるような荒ぶる神輿とはちょっと違いますが、勇壮さと優雅さを兼ね備えたようなものです。

大きな太鼓を4人の子供が囲み掛け声に合わせて太鼓を叩きます。 それにあわせて担ぎ手が声を出します。

「よーいやーさー!」 「それよーいさんじゃ!」

山車の場合は担ぎ手とお囃子が連動することがないのでそんなところも新鮮に見えました。

神輿が神社を出た後、参道を歩いているとだいぶ前に宮出した奥畑の山車と太鼓神輿がいました。 よく見ると山車の前にトラクターがつながれ、さらに太鼓神輿は専用の台車に乗せられました。

奥畑地区は神社までかなりの距離があり、かつ終始上り坂なので、例年このようにして地区まで帰るそうです。 境内でひときわ勇壮に練っていた地区ですが、やはり人手が不足しているのでしょうか…。

日曜日の本宮では10基の山車、3基の神輿などが渡御を行い、その後、小学生による流鏑馬の神事が行われたそうです。 流鏑馬の模様は神戸新聞にも載ってました。  

一度は見てみたいのですが、前述のように体育祭が…。

いつか見れるかな?

 

佐佐婆神社をwiki …っても出てこないので詳しいHPからコピペ  

佐佐婆は楽楽庭とも書き、神聖な祭祀が営まれる斎庭(ゆにわ) の意味を持ちます。

ご祭神は天忍穂耳尊、応神天皇(八幡神)、春日大神、住吉大神、後鳥羽上皇(延宝元年/1239年に隠岐より分霊)。 第七代孝霊天皇(紀元前342~215年)の勅令により創建された古社で、元は神奈備(ご神体山)である八百里山の麓に鎮座されていたものを現在の地に遷されて祀られています。 佐佐婆神社は延喜式神名帳に記載されている古社で、古来より皇室の崇敬篤く、最初は崇神天皇の御代に丹波国を平定した開化天皇の第三皇子、日子坐王(ひこいますのみこ)の長子佐佐君の祖神とされる志夫美宿禰命(しぶびのすくねのみこと)を祀った神社で、社名の由来となっています。  

(アタの雑記より) ← 丹波地方の神社がわかりやすく載ってます。

   

虎と金魚と祭りと実り ~第2章~

兵庫県丹波篠山市の曳山祭りを中心に、祭りに関することを投稿します。 木工模型も少しずつ…。

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