はた祭り2011-2

先日、体育祭の準備を済ませ、大阪に行く前に篠山市畑宮にある佐佐婆神社(ささばじんじゃ)の祭礼に行ってきました。

今年は神戸大学生を中心とした『はた祭りを盛り上げる会』が、今まで以上に色んな取り組みをされていました。

その中の一つが『合格祈願ハチマキスタンプラリー』。

「佐佐婆神社は八幡宮で、その象徴である『鳩』は八幡大菩薩の使いであり、勝利を呼ぶ瑞鳥である(はた祭りを盛り上げる会調べ)」そうで、なにやらご利益がありそうです。 しかも合格祈願のご祈祷済み! 次の日に試験の私としてはこれはもらわなアカンでしょう!  

本当は中学・高校・大学受験の方に優先で配られるものだったようですが、おっちゃんの私にも快く手渡してくれました。(^^;    

内容は会場で『はた祭り』とだけ書かれた白いハチマキをもらい、地区内に設けられたポイントでスタンプを押してもらいます。そのスタンプは『はた祭りを盛り上げる会』の手作りで全10種類。 各地区から出る山車の提灯の絵柄になっており、めっちゃテンション上がります。

もちろんコンプリート! (^^)v  

さらに一緒にもらったパンフレット。

 これがなかなか良くできていて、裏面が旧篠山町くらいの範囲の地図なんですが、大正5年のものらしく、「畑村」「日置村」「福住村」などの表記が見られます。そこに提灯の写真と今回のスタンプ、それについての学生のコメント、そして各集落ごとに色が違う手ぬぐいのデザインが掲載されています。 見れば見るほど味わい深いパンフレットに仕上がっています。

そしてこの提灯に焦点を当てたプロモーションはなかなか素晴らしいです。

どんな祭りでも「ボーッ」と見てると「きれいやなぁ」「勇壮やなぁ」位しか思わないですし、意外とすぐに忘れるもんなんです。  

でもこのように「提灯」の違いを明確にかつ分かりやすく注目させることによって、祭りの楽しみ方の提案&きっかけを与えると、違いを見つけたり、お囃子に興味が出たりなど別のところに波及して、もっと知りたくなる、もっと見たくなる、そして記憶に残る・・・。

そんな経験が「はた祭り」を好きになり、盛り上がる力になるんですよね!

この取り組みを考え、ここまで膨らませた『はた祭りを盛り上げる会』の皆さん、本当に素晴らしいと思います。 これからも是非積極的に活動していってほしいですね!   

虎と金魚と祭りと実り ~第2章~

兵庫県丹波篠山市の曳山祭りを中心に、祭りに関することを投稿します。 木工模型も少しずつ…。

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