はた祭り2011-3

さて、今年は1時間程度とはいえ地区内をまわる時間があったので、出発前の山車を見学してきました!  

昨年の様子はこちら  

昨年は山車10台中7台しか見れませんでしたので今年は全部見てきました。

※山車の名前知っている方、見送りのテーマを知っている方、是非コメントください!


●畑宮  

地区内にはお囃子が流されていて、祭りムードが漂っていました。その中でも畑宮の公民館から聞こえてきたお囃子は、水無月祭、亀甲山の『ちんりんりつ』(お囃子の名前)とほぼ同じで、ものすごく親近感が沸きました。

見送りは戦国武将っぽいんですけど・・・分かりません。 ただ、けっこう特徴的な兜なので分かる方は是非コメントください。  

9月5日追記:長烏帽子、片鎌槍って事で加藤清正かな? 武者絵を見ても黒い馬、兜の飾りなど共通点が多いです。  

(2014.7.9追記) 太鼓御輿の写真は2014年発行『佐々婆神社とはた祭りの今昔』より  


●瀬利東(中村)  

昨年は暗くて分からなかったんですが、はた祭りの舟山は2台とも、屋根が唐破風なんですね。 あの流線型がたまりません。(^^;

見送りは龍です。


●今谷(八幡丸?)  

前述の通り唐破風の屋根をもった舟山です。 こちらの写真の方がよく見えますね。

見送りは 太鼓に鶏の図。 春日神社大祭、下二階町の諫鼓山(かんこやま)と同じ図柄かと思います。

『八幡丸』は山車の名前でしょうか?


●菅(すげ)  

最近新調されたそうで、陽の光を浴びてことのほか光ってました。

見送りは龍です。


(2014.7.9追記) 太鼓御輿の写真は2014年発行『佐々婆神社とはた祭りの今昔』より  


●瀬利  

なんといっても提灯の文字に惹かれます。 パソコンで出てこないんですが、「勢」によく似ていますので音読みの「セイ」と地名の「セリ」、なにか結び付けたくなりますね。

見送りは漢の劉邦に仕えていた張良と黄石公の故事と思われます。 


●奥畑

太鼓神輿と山車を一緒に撮れました。 『ヲクハタ』の文字が気になりますね。

見送りは神功皇后新羅征伐   


●和田  

太鼓神輿も出ます。 

水引も見送りも唐獅子牡丹。

 そして提灯にも『ぼたん』の文字。徹底してますね。

 

●火打岩(ひうちわん)  

太鼓神輿です。

提灯の『天岩戸』は天照大神の天岩戸ですかね。 地名にも岩が含まれていますし、なにか関連があるのでしょうか?

山車は組み立てられてましたが、飾りはされてませんでしたので、今年は出ないんでしょうかね?

(2012年追記)

2012年本宮に出ていました。

中水引、見送り幕ともに天岩戸です。


●大渕  

前方にある金色の鶴の存在感がすごいですね。

見送りは中国の張飛(または関羽)の馬上の勇姿。 いずれにしても劉備の臣で武の神、或いは福寿の神です。 春日神社大祭、魚屋町の蘇鉄山( そてつやま)と同じ図柄かと思います。


●大上(雲龍山)  

この山車は今回唯一名前を確認できました。 山車にも水引にも書いてありましたし、地元の方が教えてくださったのでたぶんあってます。

見送りは藤原頼保の大鷲退治かと思われますが、八幡宮と鷲退治関係のお話は各地にあるようで限定できませんでした。 見送りだけでなく水引の立体的な刺繍は、古くいたんでいる箇所があるとはいえ、迫力があり素晴らしいものです。

●佐佐婆神社と金神輿

虎と金魚と祭りと実り ~第2章~

兵庫県丹波篠山市の曳山祭りを中心に、祭りに関することを投稿します。 木工模型も少しずつ…。

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